中国語でGoogle検索する方法を1から解説【日本語わかればOK】

中国語Google検索 テックノマドの仕事術
中国語で現地の情報をググる効率的な方法、知ってる?

中国の情報を集めたいときに、中国語の情報を調べることができず、現地の情報を引用した日本語ニュースで諦めてる人も多いのではないでしょうか。例えばこんなケースです。

・中国のスマホアプリ売上ランキングを現地の調査会社が発表した
・日本語メディアでその情報を発見
・概要はまとまっているが一次情報をさらに詳しく調べたい
・統計の名称でググっても、それを引用した日本語の記事ばかり。一次情報にたどりつけない

本記事では、中国を中心にアジアのIT企業やテック情報を日々収集している著者が、中国語でのググり方について大まかなポイントを解説します。

※中国企業リサーチ記事→アジアのテック系企業分析記事&動画まとめ
※特許担当が中国語を学ばなければいけない理由→特許担当者が中国語を今すぐ学ぶべき5つの理由(英語ではダメな理由も解説)

中国語Google検索の大まかな流れ

中国語Google検索の大まかな流れ

中国語で検索するときの流れ(詰まりやすいポイント)は、だいたい下記くらいだと思います。

・検索したい単語を中国語にしてGoogle検索窓に打ち込む
→Google翻訳(日本語→中国語の単語翻訳)、日中用語集からコピペ
・検索結果から日本語ページを除外して中国語の情報にたどり着く
→Google検索の「地域設定」で日本語ページを消す
・中国語の情報を、日本語に翻訳して読む
→Google翻訳(中国語→日本語のページ翻訳)

解決方法も書いてあるのでそれで分かったという人は自分で検索を試しても見るもよし、分からない言葉やツールが出てくるという人は、この続きから詳しい解説をしていくのでそちらを参考にしてもらえればと思います。

※記事中では「中国語(簡体)」として検索を進めます。必要に応じて「中国語(繁体)」の結果も確認しながら進めてください。

検索したい単語を中国語にしてGoogle検索窓に打ち込む

検索したい単語を中国語にしてGoogle検索窓に打ち込む

調べたいキーワードをGoogle翻訳で中国語に変換して検索すればいいだけなんですが、毎回Google翻訳のページを開くのは面倒。そこで、Google翻訳のページよりサクッと使える、けど少しだけ癖がある「Chrome拡張のGoogle翻訳」を使って、効率よく中国語のキーワードを調べる方法をお伝えします。

Chrome拡張のGoogle翻訳ボタン

※Chrome拡張のGoogle翻訳をインストールしていない方は、下記ページからダウンロードしてください。
chromeウェブストア:Google翻訳

Chrome拡張のGoogle翻訳を使うポイント

Chrome拡張のGoogle翻訳、シンプルですごい使いやすいんですが、その分機能が制限されています。

Chrome拡張のGoogle翻訳UI

上の画像を見てもらえばわかりますが、Google翻訳のページにはある「翻訳前後の言語を選択する」ボタンが無いですよね。これでは翻訳結果を中国語に選択することができないじゃないか、と。

これ、なぜこうなっているかというと、Chrome拡張版の機能・UIは「日本人が外国語のページを読むとき」=「外国語を日本語に翻訳するとき」に特化しているからです。日本人が英語のページを読むケースで説明すると「英語を入力して日本語の翻訳結果を表示」を繰り返しながら英語のページを読んでいくときに最適なUIになっています。

しかし、中国語検索で必要なのは「日本語のキーワードを中国語にする」こと。上の説明を読んだら分かると思いますがChrome拡張版のGoogle翻訳は「中国語のキーワードを日本語にする」ことは簡単にできますが、「中国語を日本語にする」ことは想定されてないのです。

さて、ではどうするかというと、Google翻訳に「自分を中国人だと思わせ」ればいいのです。そうすれば、「中国人が、日本語の文章を翻訳しながら読む」ように「日本語のキーワードを中国語に翻訳」することができるのです。

変える設定は1つだけ。メイン言語を「日本語」から「中国語」に変更

とは言え、中国語を読むことも書くこともできなくて困っているのに「中国人として振るまえ」と言われても困りますよね。

でも、Google翻訳を勘違いさせるだけなら簡単。Chromeに設定する自分のメインの言語を「日本語」から「中国語」に切り替えるだけで、Google翻訳は全ての言語を中国語に翻訳してくれます。全ての言語なので、もちろん日本語も中国語に変換してくれます。

設定変更の方法はとても簡単で、

・Chrome拡張のGoogle翻訳を開いて、
Chrome拡張のGoogle翻訳UI

・ウィンドウの下に小さめに書かれた「拡張機能オプション」をクリック
Google翻訳・拡張機能オプションを選択

・メインの言語を「中国語」に変更(最初は日本語になっていると思います)
メインの言語を「中国語」に設定

この状態で中国語に翻訳したいキーワードを入力して「翻訳」ボタンをクリックすると
入力ボックスに翻訳したいキーワードを入力

Google翻訳のキーワード翻訳結果表示

ブロックチェーンの翻訳結果

先ほど入力した日本語の下に、中国語でのキーワードが表示されます。上が翻訳前のキーワード、下が翻訳後のキーワードです。

これ、プルダウンのリストを「中国語」にすればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、ここで設定できるのは「翻訳前の言語」です(だいたいGoogleが自動認識で選んでくれます)。

Chrome拡張版のGoogle翻訳は、あくまで「外国語をその人の母国語に翻訳」に特化してます。自分はこのボックスで翻訳後の言語を変換できるのではと、かなりハマってしまったのでご注意を。

画像検索でキーワードを正しく変換できているか確認

タブレットを翻訳したところ、「片剂」という翻訳結果が出ました。さて、このワードで中国のタブレット端末の動向を調べようかという前に画像検索してみると…

検索結果_片剂

「片剂」の検索結果の画像表示

タブレットはタブレットでも、錠剤のタブレットでした。これでは、その後のGoogleにうまく繋がりません。

そこで翻訳前のキーワードを「タブレットPC」に直すと、翻訳結果が「平板电脑」というワードに変更されました。改めて画像検索をしてみると

検索結果_平板电脑

「平板电脑」の検索結果の画像表示

ということで、自分が求めてるタブレットの中国語は「片剂」ではなく「平板电脑」と確認が取れました。

キーワードの翻訳結果が正しいか確認するときは、画像検索をしてみると効率よく確認ができます。

応用:自分のよく使う用語集(キーワードリスト)を作っておくとよい

特定の企業(テンセント、アリババなど)や技術トレンド(VR、ブロックチェーンなど)について何度も調べるキーワードがある場合には、よく使う内容をリストにまとめておくと後々便利です。

本ブログも「IT技術用語」「IT企業名&サービス名」の日英中対訳表を作成しているので、よければ使ってみてください。

【日英中】IT技術用語の対訳まとめ
【日英中】主要IT企業名称&サービス名称の対訳&関連ページまとめ

検索結果から日本語ページを除外して中国語の情報にたどり着く

検索結果から日本語ページを除外して中国語の情報にたどり着く

さて、中国語のキーワードを使ってGoogle検索を行えばばっちり……というわけではなく、次にでてくるのは「日本語のページしか出てこない」問題。

中国語に変換したキーワードで検索をした場合、下記のどちらかの状況になると思います。

・検索結果が中国語のページで埋まっている
・検索結果のほとんどが日本語のページ

後者の場合が問題で、日本のメディアが中国語のキーワードや固有名詞を現地の単語で正確に引用している場合などは、日本語のページが検索結果の上位を占めてしまって一次情報にたどり着けないケースがあります。(Googleは検索結果にある程度日本語ページがあると「日本語のページのみ表示する」という調整をしてたりします。普段は便利なんですが…)

Google検索のオプション設定で「地域:中国」にするだけ

そんなときにどうするか。ポイントは「自分は中国の現地情報を探しているとGoogleに明確に伝えること」です。

具体的な方法ですが、検索結果の下にある「設定→検索オプション」を選択して
Googleの検索オプション設定

検索結果の絞り込みで「地域:中国」にするだけです。
Google検索オプション・地域を選択

これで、検索結果から日本語ページが無くなって、中国語ページだらけの検索結果が表れました。あとはここから求めてる情報にどうたどり着くかになります。

ブロックチェーン・中国語の検索結果

ブロックチェーン・中国語の検索結果

中国語の情報を日本語に翻訳して読む

中国語の情報を日本語に翻訳して読む

ここから先は、Google翻訳を使って中国語ページを日本語に翻訳しながら読むフェーズです。英語など他の言語で慣れてる方も多いのではないでしょうか。

検索結果をページごと翻訳して、目的のページを探す

Google翻訳には、ページを丸ごと翻訳するというとても便利な機能があります。ここからは中国語から日本語への翻訳なので、メインの言語を中国語から日本語に戻しておきましょう。

検索結果をページごと翻訳すると、検索結果のタイトルと概要が日本語に翻訳されます。

Google翻訳・ページ全体翻訳

ブロックチェーン検索結果・全体翻訳後

日本語の翻訳結果がいまいちであれば、英語にしてみるとよいかもしれません。そのあたりはぜひ試行錯誤してみてもらえればと思います。

個別ページでページごと翻訳して、必要な情報を探す

気になるページを見つけたら、検索結果の右下に小さくある「このページを訳す」を押すと、選んだページが日本語に翻訳された状態で表示されます(検索のリンクを押して、飛んだ先でもう1回ページごと翻訳してもいいです)。
検索結果・個別ページの翻訳

翻訳された個別ページ

時事ネタを調べるときはオプション設定で「最終更新時期を設定」する

調べたい情報がピンポイントで決まっているようであれば、検索オプションで絞り込むのが効果的です。例えば、日本で流れてきた中国企業のニュースについて現地の取り扱いが知りたいということであれば、検索オプションで「最終更新時期:1週間以内」などとすると良いでしょう。

検索オプション・最終更新時期の設定

他にも「中国のスマホアプリランキング」など定期的にニュースや統計が出てくる情報に関しては、最終更新時期を絞ることで、不要な情報(特に古い情報)を検索結果から消すことができます。

中国語のGoogle検索まとめ

本記事では、下記の流れで中国語でのググり方をお伝えしました。

・検索したい単語を中国語にしてGoogle検索窓に打ち込む
→Google翻訳(日本語→中国語の単語翻訳)、日中用語集からコピペ
・検索結果から日本語ページを除外して中国語の情報にたどり着く
→Google検索の 「地域設定」 で日本語ページを消す
・中国語の情報を、日本語に翻訳して読む
→Google翻訳(中国語→日本語のページ翻訳)

皆さんもさっそく気になるワードを中国語に翻訳して検索してみましょう!

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編集長:テクノ大仏(@tech_nomad_) ・アジアのテック事情や世界のITトレンドをまとめた「テックノマド in アジア」 ・中国スマホアプリのトレンド、ミニプログラムの情報をまとめた「ミニプロラボ」 の更新情報のほか、中国・アジアのテック企業に関する他メディアの記事紹介やコメントなどツイートしています。
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