【ライター向け】エンジニアを狙ったSEO記事作成マニュアルまとめ

SEO記事マニュアル テックノマドの仕事術

ノマドワークの心強い味方・ライター案件。自分も、エンジニア向けのSEO記事を複数のメディアで執筆しています。最初は「キーワードを先方が指定しての記事執筆」がメインでしたが、最近は「自分でキーワード選定から記事執筆まで」という依頼が増えてきました。(もちろんキーワード検討の分、記事単価は上げてもらっています)

今回は、その経験を通じて試行錯誤してきたエンジニア向けにSEO記事を作成する際の考え方をお伝えします。「就職活動(インターンシップ、転職など)」「参加者募集(プログラミングスクールなど)」など、特に求人関係で幅広く使える手法だと思います。

※ 本記事では、キーワードプランナーを使った手法は説明しません。自分があまりうまく使いこなせてないので。逆に「自分もうまく使えてなくて…」という人には特にお勧めの内容です。

エンジニア向け記事作成の大まかな流れ

SEO記事執筆の流れ
記事作成は下記の手順で進めていきます。

・大まかなキーワードを決める
・選んだキーワードで検索して、案件まとめ系ポータルサイトを探す
・サイトの「検索項目」「案件の見出し」など確認
・上記情報からサブキーワードを選定
・サブキーワードを含めて検索。検索上位サイトの中身を確認
・検索上位サイトと差別化できそうなら構成案を作成

今回は「就活中 or 就活が気になるエンジニア志望の学生」を狙った記事をテーマに手順を説明していきます。

この粒度のテーマは、メディアの依頼なら「先方から指定」、個人での執筆なら「高単価のアフィリエイト案件がある」など、基本的に事前に決まっているものです。

仮にメディアからの依頼でこのレベルのテーマ指定がない場合には、「メディアの対象ユーザー(文系・理系、強い業種・地域)」など確認しながら、ターゲットを絞るよう誘導するといいと思います。

SEO記事の作成(1):大まかなキーワードを決める

記事の方向性を決める

では、ここから具体的な手順について説明していきます。まずは大まかなキーワード選び。

このステップですが、自分は「広告」をヒントにすることが多いです。ネットや駅の看板などに広告が出るようなテーマ。エンジニア志望の学生向けであれば「会社説明会」「インターンシップ」「プログラミングスクール」といった内容です。

SEO記事で狙うようなピンポイントのターゲットとは逆の、たくさんの人に向けて「とりあえず会場来てね・登録してね・体験会来てね(無料だし、むしろプレゼントあるよ)」くらいのテーマを選ぶといいです。その理由は後で説明します。

今回は「インターンシップ」を選択、最初の狙いが「エンジニア志望の学生」だったので「エンジニア志望者向けインターンシップ」という切り口で説明を進めていきます。

SEO記事の作成(2):選んだキーワードで検索して、案件まとめ系ポータルサイトに飛ぶ

「エンジニア インターンシップ」の検索結果

「エンジニア インターンシップ」の検索結果

次に、そのキーワードで検索して、検索結果の中から「案件まとめ系ポータルサイト」に飛びます

「案件まとめ系ポータルサイト」は僕の造語なのでググっても出てきませんが、ざっくり説明すると、

・他社から依頼されて掲載している情報がたくさんあって
・条件を指定して検索ができる

サイトです。就活用のページや転職先探しのページとか、就活以外だと部屋探しやホテル探しのページがそうですね。(Amazonのようにキーワード検索だけのページは除外します。)

例えば、「エンジニア インターンシップ」で検索すると

・大手就活サイトのインターンシップ特集(インターンシップとは、インターンのメリット、みたいな自前コンテンツが並んだページ。その中に募集もある)
・インターンシップ募集に特化したサイト(大手就活サイトより自前コンテンツ少なく、案件紹介が前面に出ている)
・エンジニアのインターンシップ体験談
・個別企業のインターン募集

などが検索結果に出てきますが、狙うのは2つめです。インターン募集サイトのように「情報たくさんあって細かく検索できる」サイトがベストです。

SEO記事の作成(3):サイトの「検索項目」「案件の見出し」など確認

続いては、案件まとめサイトの情報を見に行きます。

今回は、検索結果の上位にあった「エンジニアインターン」というページを例に説明します。

検索項目

インターン募集・検索項目
検索項目から「キーワード入力以外」の項目を確認します。このサイトだと、

・プログラミング言語、フレームワーク
・募集職種
・募集エリア

があります。

こういったサイトで検索項目になっているということは、「調べたい人が多い」ということです。調べる人が多いから最初から項目として分けているわけです。

その下に書かれたテキストリンク(未経験可、土日勤務可、長期インターンシップ、など)は、サイトによってあったり無かったりするサジェスト型の条件指定で、検索項目同様にニーズがある内容ということです。(内容によってはブラウザのCookieとか読んでる可能性もあるので、自分ピンポイント過ぎと思ったらシークレットウィンドウ使うなど対処してみてください。まあ、サジェスト部分は無理に使わなくてもいいと思います)

ここで出てきたキーワードは、そのままサブの検索キーワードとして使えるくらい有用なものです。「エンジニア インターン 土日勤務可」みたいな感じです。

案件の見出し

インターン応募案件の見出し
案件の見出しに出てくる「案件募集主に関係する固有名詞以外の情報」を確認します。今回のページだと、企業名(株式会社ミクシィ)・対象サービス(Find Job!)などが案件募集主に関係する固有名詞で、

[長期インターンシップ]

が確認すべきキーワードです。ほかにも「未経験可」「大学1年からOK」「給与あり」みたいなワードが出てきやすいです。前述の検索項目とかぶることも多いので、さらっと案件を流し見してみて、使えそうなのあったらピックアップしましょう。

案件詳細の記載項目

インターン募集案件の詳細

個別の案件を適当に開いて、そこに書かれた記載項目を見ると、

・応募資格
・勤務時間、回数
・勤務期間
・給与条件
・募集期間
・最寄り駅

といった項目が確認できます。

この項目は「応募者が応募先の判断に使用している」と判断されている情報で、つまり多くのユーザーが知りたい(=調べたい)情報と言えます。なので、これも検索キーワードのヒントになります。

案件まとめサイトのノウハウを使わせてもらう

補足ですが、最初に「SEOとは真逆の、広告を参考にしたマス向けのキーワード」を選んだ理由はここにあります

「キーワード以外の検索項目」は、サイト運営者が検索内容を分析して、ニーズの高いものを切り出したり可視化したりしているものなので、その情報を使わせてもらわない手はないです。

ピンポイントで募集しているページを見てもこういう情報はないので、「大量に集めて検索項目でピンポイントに絞らせる」サイトの構成を見て、それを検索キーワード選定に使うというテクニックを使っています。

SEO記事では、Googleのキーワードプランナー(キーワードの検索ボリュームや広告出稿データから割り出した情報)を使ってキーワードを選定する手法が一般的ですが、その業界のプロが分析&試行錯誤した情報を使わせてもらう方が手軽で筋がいいかなと個人的には思っています。

SEO記事の作成(4):上記情報からサブキーワードを選定

サブキーワードの選定

案件まとめサイトを見ながら、サブのキーワード候補を出していきます。「プログラミング言語」「地域」といった検索項目は、検索条件として具体的に入力されるキーワードに変換するようにしてください。

・エンジニア インターン Python(プログラミング言語を具体化)
・エンジニア インターン 京都(地域を具体化)

みたいな感じです。ここは機械作業なので、無心でどんどん書き出してしていきましょう。

SEO記事の作成(5):サブキーワードを含めて検索。検索上位サイトの中身を確認

書き出したキーワードで検索&競合サイトを確認していきましょう。

SEO記事の作成(6):検索上位サイトと差別化できそうなら構成案を作成

記事構成案の作成
競合サイトと差別化できそうなキーワードを選び、記事の構成案を作成します。

Googleは検索結果1ページ目でできるだけ情報を網羅しようとするので、「個別企業のインターン募集ページ」が検索結果に多いなら「インターン体験談まとめ」など、差別化できる切り口を考えます。

記事構成案には、検索キーワードでボツになった情報を再利用

記事構成案を作る(特にボリュームアップしたい)ときに参考にしてほしいのが、「サブキーワード選びに使ったキーワード」です。案件まとめサイトの検索項目などを整理した内容ですね。

これらのキーワードはユーザーが知りたい情報である可能性が高いので、関連する情報を記事に盛り込むことでユーザーの滞在時間がアップ、SEO向上に良い効果があると考えらえれます。(とはいえ、最初の切り口とあまりに関係ない情報を盛り込むと逆と離脱が増えるのでほどほどに。特に記事の序盤は検索キーワードに沿った内容を配置しましょう)

SEO記事作成手順のまとめ

以上、SEO記事を作成する下記の流れを説明しました。

・大まかなキーワードを決める
・選んだキーワードで検索して、案件まとめ系ポータルサイトを探す
・サイトの「検索項目」「案件の見出し」「案件詳細の記載項目」など確認
・上記情報からサブキーワードを選定
・サブキーワードを含めて検索。検索上位サイトの中身を確認
・検索上位サイトと差別化できそうなら構成案を作成

SEO記事を書く際にはぜひ参考にしてみてもらえればと思います。

ツイッターのフォローお願いします
編集長:テクノ大仏(@tech_nomad_) ・アジアのテック事情や世界のITトレンドをまとめた「テックノマド in アジア」 ・中国スマホアプリのトレンド、ミニプログラムの情報をまとめた「ミニプロラボ」 の更新情報のほか、中国・アジアのテック企業に関する他メディアの記事紹介やコメントなどツイートしています。
テックノマドの仕事術ライティングスキル
スポンサーリンク
tech_nomadをフォローする
テックノマド in アジア